Marugoto N2 – Lesson 29: 공부할 수 없다 (2부)

어휘

어휘

표제어의미
~と銘打めいう~라고 명명하다
このうえもなく더할 나위 없이
くす~다하다
まゆ눈썹
窮屈きゅうくつ답답하다
ちぇーっ쳇!
落書らくが낙서
めぐ사방으로 달리다
とらえどころのない파악할 수 없는
さと깨닫다

문법

문법


~つつある

~하고 있다

◎ 사건이나 상황이 진행되어 다른 상태로 향하고 있음을 나타냄.

1. このレポートがしめすとあり、地球ちきゅう人口じんこう限界げんかい近付ちかづきつつある。
     이 보고서가 지적하듯이 지구의 인구는 한계에 가까워지고 있다.

2. 会社かいしゃ業績ぎょうせきは、すこしずつ改善かいぜんされつつある。
     회사의 실적은 조금씩 개선되고 있다。

읽기

   放課後久ほうかごひさしぶりに、ぼくは、サッカー部室ぶしつおとずれた。全員ぜんいん集合しゅうごうして、なつ合宿がっしゅく計画けいかくてていた。強化合宿きょうかがっしゅく銘打めいうっているが、ぼくかぎり、このチームが、合宿がっしゅくによってつよまれわったことはない。みなで、なになんだかわからないけど、ボールをいかけてはしまわろうと意欲いよく日々ひびなのだ。そして、それが、このうえもなくしあわせなのだった。なになんだかわからない。しかし、それを解明かいめいするつもりはだれにもない。★はしること、ボールをうこと、そして、そうすることでつくげる空間くうかんあじわいくすのだ。
   「あれ、時田先輩ときたせんぱい、どうしたんですか、めずらしい」。
   後輩こうはい安部あべこえげた。桜井先生さくらいせんせいも、どうしたのか、というように眉をあげて、ぼくた。ぼくは、はじめて、この部屋へやを➀窮屈きゅうくつだとかんじた
   「ちぇーっ、ぼくちゃいけねえの?」。
   みなわらって、ぼくのためにせきけた。ぼくは、合宿計画がっしゅくけいかくきこんだかみってみた。もちろん、そこには、ぼくのための計画けいかくはない。けれど、ぼくったボールは、いつも部室ぶしつころがっているし、ぼくいた落書らくがきもロッカーのドアにある。
   「なーんか、練習れんしゅうしてえな。いいでしょ、先生せんせい、たまには」。
   「かまわないよ。ただし、足手あしでまといになるなよ、ずっと練習れんしゅうしてないんだから」。
   「そういうのって、つよいチームの言葉ことばでしょ」。
   ぼくは、ひさしぶりにグラウンドをめぐった。マネージャーのおんなたちが、うれしそうにさけんでいた。ここには心地ここちよいものたしかに存在そんざいしている、とぼくはおもった。いた孤独こどくも、とらえどころのないダンディズムも姿すがたあらわさない。ユニフォームは相変あいかわらず、からだき、気持きもい。それなのに、ぼくは、②それらをやがてうしなう。ぼくは、ここで、たしかに勉強べんきょうしていた、といまになっておもう。ここをはなれることになってはじめて、そのことにづく。永遠えいえんにグラウンドをはしっていたのではわからなかったであろうなにかを、ぼくは確実かくじつに、からだうちのこしつつある。あせはいっていたい。しかし、それがいたみだけではないことを、いまぼくは、はしりながらさとっていく。

山田詠美やまだえいみぼく勉強べんきょうができない』文春文庫ぶんしゅんぶんこより)

CHECK
Q1 「ぼく」がサッカー部室ぶしつ窮屈きゅうくつだとかんじたのはなぜですか。
Q2 それらとはなんのことですか。

☞ 해석
   
放課後久ほうかごひさしぶりに、ぼくは、サッカー部室ぶしつおとずれた。
방과 후 오랜만에 나는 축구부의 부실을 찾았다。
全員ぜんいん集合しゅうごうして、なつ合宿がっしゅく計画けいかくてていた。
전원이 모여 여름 합숙 계획을 세우고 있었다。
強化合宿きょうかがっしゅく銘打めいうっているが、ぼくかぎり、このチームが、合宿がっしゅくによってつよまれわったことはない。
강화 합숙이라고 내걸고 있지만, 내가 아는 한 이 팀이 합숙을 통해 강해져 다시 태어난 적은 없다。
みなで、なになんだかわからないけど、ボールをいかけてはしまわろうと意欲いよく日々ひびなのだ。
모두가 무슨 일인지도 모르고 있지만, 공을 쫓아 뛰어다니자고 하는 의욕을 지닌 나날이다。
そして、それが、このうえもなくしあわせなのだった。
그리고, 그것은 더할 나위 없이 행복했다。
なになんだかわからない。
무슨 일인지 모르겠다。
しかし、それを解明かいめいするつもりはだれにもない。
하지만 그것을 밝힐 생각은 아무도 없다。
はしること、ボールをうこと、そして、そうすることでつくげる空間くうかんあじわいくすのだ。
★달리는 것, 공을 쫓는 것, 그리고 그렇게 해서 만들어내는 공간을 마음껏 음미하는 것이다。

   
「あれ、時田先輩ときたせんぱい、どうしたんですか、めずらしい」。
「어라, 時田先輩, 무슨 일이에요, 신기하네요」。

   
後輩こうはい安部あべこえげた。
후배인 安部가 목소리를 냈다。
桜井先生さくらいせんせいも、どうしたのか、というように眉をあげて、ぼくた。
桜井先生도 무슨 일인가 싶다는 듯이 눈썹을 치켜올리며 나를 보았다。
ぼくは、はじめて、この部屋へやを➀窮屈きゅうくつだとかんじた
나는 처음으로 이 방을➀답답하다고 느꼈다

   
「ちぇーっ、ぼくちゃいけねえの?」。
「쳇, 내가 와도 안 되는 거야?」。

   
みなわらって、ぼくのためにせきけた。
모두 웃으며 나를 위해 자리를 비워 주었다。
ぼくは、合宿計画がっしゅくけいかくきこんだかみってみた。
나는 합숙 계획이 적혀 있는 종이를 집어 들어 보았다。
もちろん、そこには、ぼくのための計画けいかくはない。
물론 거기에는 나를 위한 계획은 없었다。
けれど、ぼくったボールは、いつも部室ぶしつころがっているし、ぼくいた落書らくがきもロッカーのドアにある。
하지만 내가 찬 공은 언제나 부실에 굴러다니고, 내가 그린 낙서도 로커 문에 있다。

   
「なーんか、練習れんしゅうしてえな。いいでしょ、先生せんせい、たまには」。
「뭔가 연습하고 싶다. 괜찮죠, 선생님, 가끔은」。

   
「かまわないよ。ただし、足手あしでまといになるなよ、ずっと練習れんしゅうしてないんだから」。
「괜찮아. 다만 방해가 되지 마, 계속 연습을 안 했으니까」。

   
「そういうのって、つよいチームの言葉ことばでしょ」。
「그런 건 강한 팀이 하는 말이지」。

   
ぼくは、ひさしぶりにグラウンドをめぐった。
나는 오랜만에 그라운드를 뛰어다녔다。
マネージャーのおんなたちが、うれしそうにさけんでいた。
매니저 소녀들이 기뻐서 소리치고 있었다。
ここには心地ここちよいものたしかに存在そんざいしている、とぼくはおもった。
여기에는 기분 좋은 무언가가 분명히 존재한다고 나는 생각했다。
いた孤独こどくも、とらえどころのないダンディズムも姿すがたあらわさない。
죽음에 이르는 고독도, 잡히지 않는 댄디즘도 모습을 드러내지 않았다。
ユニフォームは相変あいかわらず、からだき、気持きもい。
유니폼은 예전 그대로 몸에 달라붙어 기분이 좋았다。
それなのに、ぼくは、②それらをやがてうしなう。
그런데도 나는、②그것들을 결국 잃게 된다。
ぼくは、ここで、たしかに勉強べんきょうしていた、といまになっておもう。
나는 여기서 분명히 공부하고 있었다고 지금 와서 생각한다。
ここをはなれることになってはじめて、そのことにづく。
여기를 떠나게 되고서야 비로소 그 사실을 알게 되었다。
永遠えいえんにグラウンドをはしっていたのではわからなかったであろうなにかを、ぼくは確実かくじつに、からだうちのこしつつある。
영원히 그라운드를 달리고만 있었다면 알 수 없었을 어떤 것을、나는 확실히 몸 안에 남기고 있다。
あせはいっていたい。
땀이 눈에 들어가 아프다。
しかし、それがいたみだけではないことを、いまぼくは、はしりながらさとっていく。
하지만 그것이 아픔만이 아니라는 것을、나는 지금 달리면서 깨달아가고 있다。


山田詠美やまだえいみぼく勉強べんきょうができない』文春文庫ぶんしゅんぶんこより)
야마다 에이미 『僕は勉強ができない』 문춘문고에서


CHECK
Q1 「ぼく」がサッカー部室ぶしつ窮屈きゅうくつだとかんじたのはなぜですか。
      「ぼく」는 축구부의 부실을답답하다고 느낀 것은 왜입니까?
An 後輩こうはい先生せんせいが「どうしてここにいるのか」というで「ぼく」をたから。
      후배들과 선생님들이 「왜 여기 있는 거냐」는 눈빛으로 나를 보았기 때문이다。

Q2 それらとはなんのことですか。
      그것들이란 무엇인가요。
An  部活ぶかつでサッカーをしているときかんじる心地ここちよさ。
      동아리에서 축구할 때 느끼는 편안함。