Marugoto N2 – Lesson 32: “Pay When You Succeed” Student Loan Proposal

Vocabulary

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WordMeaning
出世払(しゅっせばら)いrepayment upon promotion
所得(しょとく)income
利子(りし)interest
調達(ちょうたつ)(する)(to) raise funds
穴埋(あなう)めfilling in
懸念(けねん)(する)concern (to be concerned)
拡充(かくじゅう)(する)expansion (to expand)

Grammar

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~に応(おう)じて

According to ~

◎ Indicates something that is being done in accordance with a fact or situation.

1. 人数(じんすう)に応(おう)じて、様々(さまざま)なプランがあります。
     We have various plans according to the number of individuals.

2. 常(つね)に状況(じょうきょう)に応(おう)じて、適切(てきせつ)な行動(こうどう)をとるようこころがけてください。
     Please do your best to always take appropriate action according to the situation.


~次第(しだい)で

Depending on ~

◎ A phrase that means " according to how ~ is, " indicating that something is a deciding factor.

1. やり方次第(かたしだい)でもう少(すこ)し早(はや)くできると思(おも)う。
     I think you can do it a little faster, depending on how you do it.

2. 成績次第(せいせきしだい)で給料(きゅうりょう)は上(あ)がると言(い)われた。
     I was told that my pay would increase depending on my results.

Reading

   ★大学進学(だいがくしんがく)の意欲(いよく)はあるものの、家庭(かてい)の経済状況(けいざいじょうきょう)が壁(かべ)となってためらうケースは多(おお)い。幅広(はばひろ)く若者(わかもの)を支援(しえん)できる方策(ほうさく)を、どう考(かんが)えるか。
   大学(だいがく)などの授業料(じゅぎょうりょう)を国(くに)が学生(がくせい)に代(か)わって給付(きゅうふ)する制度(せいど)の原案(げんあん)を、自民党(じみんとう)の教育再生実行本部(きょういくさいせいじっこうほんぶ)がまとめた。
   本人(ほんにん)が就職後(しゅうしょくご)、所得(しょとく)に応(おう)じて国(くに)に返済(へんさい)する。所得(しょとく)がない場合(ばあい)は返(かえ)さなくていいため、奨学金(しょうがくきん)の「出世払(しゅっせばら)い」方式(ほうしき)と言(い)われる。
   子供(こども)が大学(だいがく)などへ進学(しんがく)する際(さい)、学費負担(がくひふたん)は家計(かけい)に重(おも)くのしかかる。このため大学進学者(だいがくしんがくしゃ)の二人(ふたり)に1人(ひとり)が奨学金(しょうがくきん)を利用(りよう)している。
   住民税非課税世帯(じゅうみんぜいひかぜいせたい)を中心(ちゅうしん)とする低所得(ていしょとく)の家庭(かてい)への進学支援(しんがくしえん)については、返済(へんさい)が不要(ふよう)な給付型奨学金(きゅうふがたしょうがくきん)が、昨年度(さくねんど)から導入(どうにゅう)されている。
   「出世(しゅっせ)払(ばら)い方式(ほうしき)」は給付型(きゅうふがた)に比(くら)べ、支援対象(しえんたいしょう)を広(ひろ)げやすい利点(りてん)があるといえるだろう。だが、実際(じっさい)に制度(せいど)を設(もう)け導入(どうにゅう)するのであれば、多(おお)くの課題(かだい)もある。
   まず、財源(ざいげん)の調達(ちょうたつ)だ。自民案(じみんあん)は財政投融資(ざいせいとうゆうし)の資金(しきん)を当(あ)て込(こ)むが、年間(ねんかん)9800億円(おくえん)が必要(ひつよう)と試算(しさん)する。長期間低金利(ちょうきかんていきんり)の資金(しきん)だが、金利次第(きんりしだい)では追加負担(ついかふたん)を要(よう)する。
   保証人(ほしょうにん)がいないため、返済(へんさい)できない場合(ばあい)に誰(だれ)がどう、穴埋(あなう)めするのか。これまでのタイプの奨学金(しょうがくきん)と並存(へいぞん)させるかも課題(かだい)になるだろう。
   定員割(ていいんわ)れするような大学(だいがく)への安易(あんい)な救済策(きゅうさいさく)に陥(おちい)る懸念(けねん)もある。学費(がくひ)の見直(みなお)しなど、支援拡充(しえんかくじゅう)は大学教育改革(だいがくきょういくかいかく)と、一体(いったい)で行(おこな)うべきだ。
   意欲(いよく)ある人材(じんざい)が進学(しんがく)できることは、最終的(さいしゅうてき)には社会(しゃかい)の基盤強化(きばんきょうか)にもつながる。自民案(じみんあん)をきっかけに、環境(かんきょう)を整備(せいび)する議論(ぎろん)を加速(かそく)すべきだ。

(2018年(ねん)5月(がつ)13日(にち)付(づ)け毎日新聞(まいにちしんぶん)「社説(しゃせつ)」より。

CHECK
Q1 「出世払(しゅっせばら)い」方式(ほうしき)とは、どんな方式(ほうしき)ですか?
Q2 この案(あん)の場合(ばあい)、どんな課題(かだい)がありますか。

☞ Translation
   
★大学進学(だいがくしんがく)の意欲(いよく)はあるものの、家庭(かてい)の経済状況(けいざいじょうきょう)が壁(かべ)となってためらうケースは多(おお)い。
There are many who hesitate to head for university due to economic circumstances of the family, though having the desire to study.
幅広(はばひろ)く若者(わかもの)を支援(しえん)できる方策(ほうさく)を、どう考(かんが)えるか。
Is there a way to support many young people?

   
大学(だいがく)などの授業料(じゅぎょうりょう)を国(くに)が学生(がくせい)に代(か)わって給付(きゅうふ)する制度(せいど)の原案(げんあん)を、自民党(じみんとう)の教育再生実行本部(きょういくさいせいじっこうほんぶ)がまとめた。
Headquarter of educational reform of the Liberal Democratic Party(LDP) compiled the original plan for the government to provide universities fees.

   
本人(ほんにん)が就職後(しゅうしょくご)、所得(しょとく)に応(おう)じて国(くに)に返済(へんさい)する。
Each individual pays back to the government in the from of income tax after being employed.
所得(しょとく)がない場合(ばあい)は返(かえ)さなくていいため、奨学金(しょうがくきん)の「出世払(しゅっせばら)い」方式(ほうしき)と言(い)われる。
If there is no income, there is no need of paying it back, so this method is called the "paying back after Career Progress" Scholarship.

   
子供(こども)が大学(だいがく)などへ進学(しんがく)する際(さい)、学費負担(がくひふたん)は家計(かけい)に重(おも)くのしかかる。
Tuition fee weighs heavily on family budget, when a child enters university.
このため大学進学者(だいがくしんがくしゃ)の二人(ふたり)に1人(ひとり)が奨学金(しょうがくきん)を利用(りよう)している。
For this reason, one out of every two students going to university utilizes scholarship system.

   
住民税非課税世帯(じゅうみんぜいひかぜいせたい)を中心(ちゅうしん)とする低所得(ていしょとく)の家庭(かてい)への進学支援(しんがくしえん)については、返済(へんさい)が不要(ふよう)な給付型奨学金(きゅうふがたしょうがくきん)が、昨年度(さくねんど)から導入(どうにゅう)されている。
Benefit scholarship that does not need reimbursement, has 1 been introduced since last year to support further education opportunities for children in low-income families.

   
「出世(しゅっせ)払(ばら)い方式(ほうしき)」は給付型(きゅうふがた)に比(くら)べ、支援対象(しえんたいしょう)を広(ひろ)げやすい利点(りてん)があるといえるだろう。
Comparing the "paying back after career Progress" and the benefit Scholarship, the first has advantages of its easiness of expanding the supporting target.
だが、実際(じっさい)に制度(せいど)を設(もう)け導入(どうにゅう)するのであれば、多(おお)くの課題(かだい)もある。
However, there exists many issues when actually introducing the system.

   
まず、財源(ざいげん)の調達(ちょうたつ)だ。
The first issues is the procurement of financial resources.
自民案(じみんあん)は財政投融資(ざいせいとうゆうし)の資金(しきん)を当(あ)て込(こ)むが、年間(ねんかん)9800億円(おくえん)が必要(ひつよう)と試算(しさん)する。
According to the draft, LDP plans to allot funds of the fiscal loan, which is believed to amount upto 980 bilion yen per year.
長期間低金利(ちょうきかんていきんり)の資金(しきん)だが、金利次第(きんりしだい)では追加負担(ついかふたん)を要(よう)する。
It is a long-term low-interest fund, but depending on the interest rate, additional burden is required.

   
保証人(ほしょうにん)がいないため、返済(へんさい)できない場合(ばあい)に誰(だれ)がどう、穴埋(あなう)めするのか。
But the problem of it is that who will be covering for it when it cannot be reimbursed since there is no security.
これまでのタイプの奨学金(しょうがくきん)と並存(へいぞん)させるかも課題(かだい)になるだろう。
Another challenge is the coexistence with the conventional scholarship.

   
定員割(ていいんわ)れするような大学(だいがく)への安易(あんい)な救済策(きゅうさいさく)に陥(おちい)る懸念(けねん)もある。
There is also a concern of falling into easy remedy for universities that are unable to meet their quota.
学費(がくひ)の見直(みなお)しなど、支援拡充(しえんかくじゅう)は大学教育改革(だいがくきょういくかいかく)と、一体(いったい)で行(おこな)うべきだ。
Reviewing of tuition fee, and enhance support should be done together with the University Education Reform.

   
意欲(いよく)ある人材(じんざい)が進学(しんがく)できることは、最終的(さいしゅうてき)には社会(しゃかい)の基盤強化(きばんきょうか)にもつながる。
If people who are motivated are able to go on to higher education, this will eventually lead to strengthening of the foundation of society.
自民案(じみんあん)をきっかけに、環境(かんきょう)を整備(せいび)する議論(ぎろん)を加速(かそく)すべきだ。
We should accelerate the debate on creating these environment with the draft of LDP as a start.


(2018年(ねん)5月(がつ)13日(にち)付(づ)け毎日新聞(まいにちしんぶん)「社説(しゃせつ)」より。
(From the Mainichi Shimbun editorial dated May 13, 2018.)


CHECK
Q1 「出世払(しゅっせばら)い」方式(ほうしき)とは、どんな方式(ほうしき)ですか?
      What kind of system is the "pay-after-success" method?
An 本人(ほんにん)が就職後(しゅうしょくご)、所得(しょとく)に応(おう)じて国(くに)に返済(へんさい)する方式(ほうしき)。
      A system in which the individual repays the government after gaining employment, based on their income.

Q2 この案(あん)の場合(ばあい)、どんな課題(かだい)がありますか。
      What issues are there with this proposal?
An  財源(ざいげん)の調達(ちょうたつ)と、返済(へんさい)できない場合(ばあい)に誰(だれ)が穴埋(あなう)めをするかという問題(もんだい)と、定員割(ていいんわ)れする大学(だいがく)への安易(あんい)な救済策(きゅうさいさく)になる可能性(かのうせい)があること。
      Securing funding; the problem of who would cover shortfalls if repayments cannot be made; and the possibility that it could become an easy bailout measure for universities that fail to meet enrollment quotas.