水に気をつけて
外国にいくつか工場を持つ私の会社では、会社に入って2,3年すると、そのひとつに行って、そこでの生活を1年ほど経験することになっている。若い社員が日本を離れることが決まると、そこで生活したことがあるせんぱいに「何か気をつけることがありますか」と意見を求める。せんぱいは「水に気をつけて」 「料理していない物は食べないように」 「この近くには行かないように」と、親切に教えてくれる。
聞いていると面白い。生活した時代が違うのだから当たり前だが、同じことを話題にしているのに、 「気をつけて」 と言う人と「問題ない」 と言う人がいる。自分の見たり聞いたりしたことが、 いつの間にか自分の考えになり、「あそこはこんな所だ」と思い込んでしまい、人に伝えるようになる。思い込みなんてそんなもので、ちょっとしたことが始まりで、知らず知らずのうちに納得してしまうということなのだろう。
人間が思い込みをすることは、止めようがない。けれども、 気をつけなければいけないのは、 自分がこうだと思い込んでいる人や物が、 何年かすると変わってしまっているということだ。自分も変わるように、相手も変わっている。そのことをちゃんと理解しておかないと、いつまでも 「あの人はこんな人だ」「あそこはこんな所だ」という、時には間違った考えを持つことになる。一度思い込んだことはなかなか変わらない。間違った思い込みで簡単に人や物を判断しないよう、気をつけなければと思っている。
聞いていると面白い。生活した時代が違うのだから当たり前だが、同じことを話題にしているのに、 「気をつけて」 と言う人と「問題ない」 と言う人がいる。自分の見たり聞いたりしたことが、 いつの間にか自分の考えになり、「あそこはこんな所だ」と思い込んでしまい、人に伝えるようになる。思い込みなんてそんなもので、ちょっとしたことが始まりで、知らず知らずのうちに納得してしまうということなのだろう。
人間が思い込みをすることは、止めようがない。けれども、 気をつけなければいけないのは、 自分がこうだと思い込んでいる人や物が、 何年かすると変わってしまっているということだ。自分も変わるように、相手も変わっている。そのことをちゃんと理解しておかないと、いつまでも 「あの人はこんな人だ」「あそこはこんな所だ」という、時には間違った考えを持つことになる。一度思い込んだことはなかなか変わらない。間違った思い込みで簡単に人や物を判断しないよう、気をつけなければと思っている。