중간 길이 글 독해 – 문제 10

問題2-10


   あなたはなぜ笑(わら)うのか、と問(と)われたら、面白(おもしろ)いと思(おも)ったからと答(こた)えるだろう。昔(むかし)の哲学者(てつがくしゃ)アリストテレスは、笑(わら)うのは人間(にんげん)だけであると考(かんが)えた。古代(こだい)ギリシャの時代(じだい)から、笑(わら)うことで気分(きぶん)がよくなるといった心理的(しんりてき)な効果(こうか)が指摘(してき)されていたらしい。
   心理的(しんりてき)な効果(こうか)ではなく、身体的(しんたいてき)特徴(とくちょう)を考(かんが)えると、笑(わら)いは空気(くうき)を吸(す)ったり吐(は)いたりするときに生(う)まれるもので、呼吸(こきゅう)と同(おな)じような現象(げんしょう)である。近年(きんねん)、人間(にんげん)だけでなく、霊長類(れいちょうるい)にも笑(わら)いのような現象(げんしょう)があることがわかってきた。彼(かれ)らは、追(お)いかけたり取(と)っ組(く)み合(あ)ったりして遊(あそ)んでいるときに、大(おお)きく口(くち)を開(あ)けて相手(あいて)に歯(は)を見(み)せることがある。 このような行為(こうい)は基本的(きほんてき)に攻撃意図(こうげきいと)を示(しめ)すが、遊(あそ)んでいる状況(じょうきょう)では反対(はんたい)に、その意図(いと)がないことを示(しめ)すメッセージになる。
   しかし、人間(にんげん)の笑(わら)いは霊長類(れいちょうるい)とは異(こと)なり、様々(さまざま)な社会的意味(しゃかいてきいみ)を持(も)っている。相手(あいて)の言(い)ったことが面白(おもしろ)いから笑(わら)うというように、笑(わら)いは他人(たにん)とのかかわりの中(なか)で起(お)こる。笑(わら)うことは相手(あいて)への共感(きょうかん)を示(しめ)し、その場(ば)を明(あか)るい雰囲気(ふんいき)にする。音声(おんせい)言語(げんご)の最初(さいしょ)の形(かたち)は笑(わら)い声(こえ)だという人(ひと)もいる。現代(げんだい)と同じように人類の初期から笑(わら)いがコミュニケーションの道具(どうぐ)として使(つか)われていたと考(かんが)えると、その意見(いけん)もおかしなものではないだろう。
霊長類(れいちょうるい):動物(どうぶつ)の分類(ぶんるい)の一(ひと)つで、ヒトやサルの仲間(なかま)
共感(きょうかん):他人(たにん)の考(かんが)えや感情(かんじょう)を、自分(じぶん)も同(おな)じだ、その通(とお)りだと感(かん)じること。

問題(もんだい)1 このような行為(こうい)とは何(なに)か。
1.追(お)いかけたり取(と)っ組(く)み合(あ)ったりすること
2.大(おお)きく口(くち)を開(あ)けて、相手(あいて)に歯(は)を見(み)せること
3.息(いき)を深(ふか)く吸(す)って、大声(だいこえ)を出(だ)すこと
4.相手(あいて)を攻撃(こうげき)する意図(いと)を示(しめ)すこと

問題(もんだい)2 筆者(ひっしゃ)が言(い)いたいことに合(あ)うものはどれか。
1.人間(にんげん)が社会生活(しゃかいせいかつ)をするうえで、笑(わら)いは多(おお)くの役割(やくわり)を持(も)ってきた。
2.言語(げんご)が生(う)まれる要因(よういん)となったのは、笑(わら)い声(こえ)である。
3.人間(にんげん)の笑(わら)いと霊長類(れいちょうるい)の笑(わら)いは役割(やくわり)が似(に)ている。
4.笑(わら)いは人間(にんげん)だけのものではないという観点(かんてん)を持(も)つべきである。

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